こんにちは👋
子供が離乳食を拒否し、食育について悩む親御様も多いのではないでしょうか。
かく言う私も悩める一人でございます
今回は食育についての本を読んでみました。
私の中で読みやすいで有名な子育てハッピーアドバイスシリーズにありました🤗
内容は乳児の離乳食の拒否から幼児期の好き嫌い、10代の拒食症、過食症におけるまで幅広く記載してました。
監修も食育の松成容子さん、このシリーズでお馴染み心療内科医の明橋大二さん、歯医者の花崎広子さんです。
好き嫌いと工夫
スッと、はしが伸びるその日まで、食べなくても気にせず食卓へ
食べなくても気にせず、何回も食卓に出して、時には素材の切り方や調理法を変えたり、盛り付けを変えたり、「おいしいよ」「ママはこれ、好きなんだ」などと言葉を添えたりしてみましょう。
見かけや周囲の状況で食べ物のイメージは変わります
盛り付けを変えたり 切り方を変えたり 味付けを変えたり… ちょっとおしゃれな皿に載せるだけでも美味しそうに変身! 外食だと苦手なものでも食べられることも
気長にソフトプッシュ🤗
偏食があるからといって、本当に成長に問題が生じることはほとんどないといってもいいのです。
それを、あまり今、急に野菜嫌いを直そうとして無理強いすると、食事そのものが苦痛になります。
極端な場合、食事のたびに親子げんか、というような状態になると、体の栄養よりも、心の栄養のほうが心配になってきます。
食べたらすかさずほめる
子どもも3歳くらいになると、苦手な物でも大人の笑顔に押されて、ほんの一口なら食べてみようか、とアクションを起こすことがあります。
子どもの食経験を増やすために、背中をそっと押してやる場面、増やせるといいですね。
ばっかり食べ
遊び食べ、食べムラの工夫
栄養バランスは気にしすぎない
食事中、子どもがおもちゃを離したがらないときは、「 電車君にはここで、上手に食べられるか、見ててもらおうね」と話しながら、少し離れた場所に、こちら向きに置くのもひと案です。
時計の針の動きがわかる年齢なら、「長い針がここまで行くのと競争だ」と言ったり、「半分は食べようね」などと励ましたり、何かしらの達成の目安を作るとよいようです。
食べ物で遊び始めたり、立ち歩きしたら、「もう、ごちそうさまね」と声をかけて、お皿は片づけてしまいましょう。
「食べてるときは、遊ばない」
「食べてるときは、歌わない」
「食べてるときは、踊らない」
を合言葉に席を離れようとしたらすかさず「食べてるときは?」と声をかける。
これを続けていく。
遊び食べや食べムラを、少しでも改善する最大のヒントは、やはり、食事前の空腹です。
ぐずったときに食べ物で機嫌を取るのは最小限にして、次の食事時間かおやつの時間までは、食べ物でなく飲み物、あるいはおもちゃや外遊びなど、別のことで気をそらすことを考えてみてください。
「ちゃんと、噛んで食べようね」の理由
かむことの効用はたくさんあります。 唾液に含まれる消化酵素がたくさん混ざることで、消化を助ける
「味」は、唾液や水分に溶け出して初めて舌が感知できるので、噛んで唾液に混ぜるほど味がよくわかる かむうちに味だけでなく香りが鼻腔へ広がり、味わいが豊かになる 唾液がたくさん出ると、虫歯予防になる 食べ物が小さくなって胃液が行き渡ると、食中毒予防にもなり、消化も助けられる かむ刺激であごが発達する。あごが大きくなると、乳歯のときにすき間ができて、永久歯の歯並びがよくなる あごからの刺激で脳の前頭前野が発達。カッとなってキレる前に、脳にブレーキをかける力がアップする 脳への刺激は、勉強や仕事の集中力も高め、老化防止にも役立つ ゆっくり食べるうちに満腹中枢が刺激され、過食を防ぐ。つまり、ダイエットにもなる
食事のときのお茶や水は、食事の最後に用意して、今まで食べ物を流し込んでいなかったか、お茶や飲み物なしの食事で一度確認してみましょう。
体重は減らさなくても大丈夫
もし太り傾向にあったらどうするのがいいのか
さいたま市で肥満指導をしている小児科医によると
「子供に食事制限を強いるのは本当にたいへんです。『身長がまだ伸びるなら、体重は減らさなくていいよ。ただ、これ以上増やさないで』と伝えてます」
ダイエットをする場合
ダイエットの本来の意味は「食事」です。
正しいダイエットは「よい食事」、「よい食習慣作り」ともいえます。
であれば、体が大きくなるための、大切な栄養素とエネルギーを必要以上に不足させては、本末転倒です。
減らすなら「脂肪」と「糖分」です。
カルシウム不足に注意してください。
正しいはしの持ち方、選び方
はしは、滑りにくい素材で細すぎず、太すぎない物が、お薦めです。
長さは手首から中指の先までより3センチほど長い物が、使いやすさの目安とされています。
しかし、いちばんよいのは本人が自分の手で持ってみて、使い心地を確認してから買うことです。
「食育」について
この考えの根本は、みんなが心身ともに幸せになるためのもののはずです。そうであれば、幸福感はもとより健康もライフスタイルも、外から「模範例」を強要するのはおかしいでしょう。
ただ、まだ自ら判断ができない子どもには、現代の科学で「このほうがいい」とわかっていることなら、できる限り知識として伝えたり、食べさせたり、また1日のリズムのような習慣や、はし遣いなどの技能を身に付けさせたりするのが、大人の役目だと思います。
料理が作られるまでの間に、自分を意識してくれた心が感じられることが、本当の意味で"人間"を育てると思うのです。
家族で食事をする機会がめったにない子どもは、コミュニケーション発達が後れるリスク70倍
理解力が後れるリスク44倍
食事は、さまざまな子どもの心身の健康、発達の後れに関係していることを、私たち大人は、もっと知る必要がある。
朝ごはんを食べない弊害
体がエネルギーを節約して太りやすくなる 代謝リズムが狂い、不調の原因になる 集中力が落ちる。交通事故率もあがる。
料理と食品の違い “相手を思って作るのが料理。相手がわからずに作られているのが食品〟 料理の料が「はかる」、理は「おさめる」という意味で、相手のことを思いはかりながら、皿の上に納めるのが料理なのだそうです。
この本を読んで、食育の重要さを学び、そして根気強く嫌いなものでも出し続けていつか食べてくれたらいいなあと思います🤗