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子育てハッピーアドバイス 大好き!が伝わる ほめ方*叱り方

今回の育児書はこちら
子育てハッピーアドバイスシリーズ


イラスト付きでわかりやすくてこのシリーズ私は好きです😊

ざっくりさっくりお伝えします
~冒頭より~
『子どもの叱り方を学ぶ前に、まず、ほめ方を学ぶ必要がある』
「ほめる」とは子どもを評価することではありません。
子どもの頑張り、成長を見つけて、その喜びを伝えていくことです。

「叱る」とは、子どもに腹を立てることではありません。 子どもが、自分も他人も大切にできるように、1つずつ教えていくことです

水戸のざっくり目次
  1. 自己肯定感を高める
  2. 「自分のいいところも悪いところも、みんな受け入れられ、愛されている」
  3. やる気の土台となる自己肯定感を育む8つの方法
  4. 「もっと叱って育てたほうがいいんじゃない?」の落とし穴
  5. 叱るときは、子どもを止めて、目を見て、短い言葉で

  6. まとめ・感想

 


子どもが幸せに育つために、いちばん大切なこと

人間がいきていくときに、いちばん大切なのは、自己肯定感(自己評価)です。

自己肯定感とは、「自分は大切な人間だ」「自分は生きている価値がある」「自分は必要な人間だ」という気持ちを言います

自己肯定感の高い子どもは、前向きに生きていくことができます
すべての土台は、自己肯定感なのです。






「自分のいいところも悪いところも、みんな受け入れられ、愛されている」



これ1つ伝われば、子どもは輝きます


そして、この「自分の気持ちをわかってもらえる(認めてもらえる)」「自分のいいところも悪いところも、全部受け止めて愛してくれる」というのが、まさに自己肯定感
なのです



・喜びも悲しみも、共感してくれる

✕悪いところを徹底的に指摘する
○悪いことをしても、味方でいてくれる
失敗しても、受け入れてくれる人がいる


・能力への自信より、存在への自信

自信は2段階ある

第1段階は、存在への自信
自分はここにいていいんだ、ありのままで存在価値があるんだ、という気持ち

第2段階は、能力への自信
勉強ができる、スポーツが出来る、などという自分の能力への自信です。




手のかかる子はとってもいい子です


マイナスの感情を出さない子、いわゆる「手のかからない、いい子」は、自分が、いい子でいる間は存在を認めてもらえるけれど、もし自分が悪い子になったら(怒ったり泣いたり、だだをこねたり、文句を言ったりしたら)、その途端に見捨てられるんじゃないか、見放されるんじゃないか、という不安がとても強いのです。

ありのままの自分でいいんだ、という存在への自信は、案外、育っていないのだ、といえます。

一時的には、手がかかるようになるかもしれませんが、しっかり自分の気持ちを表現でき、受け止めてもらった子どもは、次第に気持ちのコントロールを身につけ、本当の意味で、強い心へと育っていくのです。







やる気の土台となる自己肯定感を育む8つの方法


1.スキンシップ

抱っこする、ハグする、手を握る

2.ごはんを作る 一緒に食べる

3.一緒に遊ぶ

4.泣いたらよしよしする

5.子どもの気持ちを酌んで言葉にして返す

「嫌だったんだね」

「さびしかったんだね」

「うれしかったね」

6.子どもの話を聞く

7.絵本を読む

8.子どもをまるごとほめる

「大好きよ」

「どんなことがあっても、お母さんは味方ぢよ」

「生まれてきてくれてありがとう」

こういう言葉をかけ続けられた子どもは、自分の存在を全肯定されたと感じます。

「こうだから好き」「○○だからえらい」という条件つきだけではなく、時には、何の根拠もなく、ほめる、肯定していく


無理してると思ったら、積極的に失敗をほめる


「ありがとう」は、最高のほめ言葉です






「もっと叱って育てたほうがいいんじゃない?」の落とし穴


叱りすぎると、失敗を隠し、ウソをつくようになる

厳しく叱りすぎると、「なぜそうしなければならないか」を学ぶ前に、「いかに叱られないか」で行動するようになるため、失敗を隠し、ウソをつくようになります。

叱られる恐怖心がなくなったときルールを守れなくなる




叱らなくていいこと


1.まだ、わかる年齢になっていない

1歳までの子は、ルールを理解することはできません

1歳、2歳の子どもは、叱るというより、状況を言葉で説明すること。

「これは、アチチだよ」

「危ないからナイナイしようね」など

2歳を過ぎると、見通しを持たせて話をすることが大事です。

3歳を過ぎる頃

・何が正しい行動で、何が悪い行動なのか
・どうしていけないのか
一緒に考えて、繰り返し教えることが大切になります


2.親にとっては困ったことだが、人に迷惑をかけるほどではないこと

子どもとは、元来、自己中心的で、失敗ばかりして、言うことを聞かないものです。

自己中心的なのは「自分を大切にする」こと

失敗によって学んでいます

言うことを聞かないのは自我の芽生え



大声を出して感情をむき出しにしてでも叱らなければならないことは、自分を傷つけることと、他人を傷つけること、この2つしかない





 


叱るときは、子どもを止めて、目を見て、短い言葉で


まず大切なのは、子どもを止めること

子どものそばまで行き、体を抱き止めて、そこで目を見て伝えることが大事です

また、感情的にワーッと言ってしまうと、子どもは結局、何を叱られたのか、どうすればいいのかわかりません。


注意するときに大切なのは
1.人格ではなく行為を叱る

2.ちゃんと理由を伝える

3.「~してはダメ」よりも「~してね」


子どもは、言っても言っても同じ失敗をするものです




まとめ・感想

読み応えたっぷりのとても為になる一冊でした!🤭

テレビやニュースで虐待が流れる度に、しつけとは何か、叱るとは何かを考えていました

私自身が自尊心もなければ自己肯定感もない…そんな中この本に出会い、ほめること、叱ることをわかりやすく解説してくれていて、これからは自信を持ってむすめと接することが出来そうです

気長に気長にむすめの良いところに目を向けながら、まるごと認めること。

私もこれから実践していきます🙋






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