子どもを叱り続ける人が知らない「5つの原則」は石田勝紀さんの著書です。
子どもを叱り続ける人が知らない「5つの原則」 [ 石田 勝紀 ] | ROOM https://room.rakuten.co.jp/room_861b490336/1700127293908125?scid=we_rom_androidapp_id_others
「5つの原則」
【第1原則】
自分とまったく同じ価値観の人はいない
【第2原則】
強制されたことは、やらない。
やったとしても、形だけになる
【第3原則】
人間には、最低3つの長所がある
【第4原則】
親は成長が止まっているが、子どもは成長している
【第5原則】
まず、「諭す」。「叱る」「怒る」は非常時のみ
第1原則ではpointとして
・「子どもは、親が思うように行動するべき」と親は思いがちだが、それは親の価値観にすぎない。
・親の価値観を押しつけても、子どもは反発を覚えるだけ。
・親子間のあつれきを解消するには、
①価値観のギャップを認識し、
②子どもの価値観を承認し、
③親の価値観について話し、
④今後どうするか話し合う、というステップを踏む。
と、ありました。
つい自分と似てるからと否定したり押しつけたりしてしまうことは無意識のうちにしてしまってるケースもあるのかなと思いました。
相談されているケースと共に解決法を読み、尊重することの大切さがわかります。
これは自己肯定感にも繋がり、自己肯定感を下げてしまうと回復はなかなか困難なことなので下げないように日頃から気を付けること、再確認しました。
第2原則でのpointとして
・自主的に勉強させるには、子どもが簡単に解けるレベルの問題をたくさん解かせて自信をつけ、少しずつ難易度を上げていきながら「自尊心」を持たせることが効果的。
今後小学校や中学校でも勉強に躓くことはあると思います。その時にどうやってフォローするべきか大変参考になりました。
ゲームをついついやり過ぎて生活にも支障が出ている相談には解決法として「ゲームについてのルールがあり、そのルールが守れないときのペナルティがある。そして、そのペナルティを必ず実行している」ことを最初にゲームを与える前に約束させることが大切だとあり、これはいつの日か必ずぶつかりそうな問題なので、子どもにゲームを与えるときには実践したいと思います。
子どもの長所の探し方では、
「人と比べて得意」なものではなく、「自分の中で得意」なことを探す
「うちの子はすべてダメです」という方は、それは「他人と比べて」、あるいは「親の基準で見たら」ダメということではありませんか?そのような見方では、いつまでたっても子どもの長所が見えてこないでしょう。
謙遜なのかこのような言葉は耳にしたことがあります。
確かに「すべてダメ」なんてことは絶対にないですよね。
私も「子どもの中の絶対的長所」を見つけ、勉強と関連づけていけるよう意識していきます。
こうした第3原則のpointは、
欠点を直そうとするより、長所を徹底的に伸ばそうと考える方が建設的。
心掛けたいです。
第4原則ではこちらが参考にあったので載せておきます。
文部科学省の抜粋
子どもの発達段階ごとの特徴と重視すべき課題
pointは、子どもを変えようとするのではなく、親の視点を変える。
親は成長が止まっている、そう考えると視点ががらりと変わりますね。
第5原則のpoint
・通常時は「諭す」。人の道に反しているときに「叱る」、緊急非常事態には「怒る」を。
・感情をコントロールするよりも、日々使う言葉を変える方が簡単で、効果的。
よくある「叱るや怒るは感情をぶつけてるだけなので絶対してはいけない」とは違い、具体的な使用例をあげてくださってます。
てっきり叱るも怒るも絶対してはいけないと書かれてるんだろうと思っていたので意外でした。
本書では子どもの能力に制限を加えず、そして叱るよりも、どうしたら長所を伸ばすことができるかを思案し、実践することが大切とあり、
また、「長所のない子なんて、一人としていません。どんな子でも、ぐんぐん伸びる子になれるのです」と締め括られております。
いかに長所を伸ばす事が大切かをしっかりと教えてくれる一冊でした。叱ること、怒ることをしてしまいがちですが、そんなことよりも子ども達の長所を探しだし、伸ばしていきたいと思います。
再见👋
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