小学校講師で有名な親野智可等さんの「叱らない」しつけ
しつけ=時には叩くことも必要…これは私の親の世代までは常識の範囲内でした。
いまでは平成から令和に変わり、いかなる場合でも暴力は決してしてはいけない、と変わりつつあります。
この本は2010年2月に第一版、もっと辿れば2006年5月に発刊された作品に加筆したものと記載がありましたので時代がどうこうはあまり関係ないかもしれませんが、ここまでの浸透はなかったように思います。
では子育てとしつけに必要なものは何か?
この本では様々な子どもたちを例を挙げて解説してくださっております。
具体的には、愛情を実感させること。叱らなくて済むシステムを作ること、親の言葉遣いに気を付けること、褒めて伸ばすことなどが書かれており、特につい目が行きがちな短所には目をつぶり、その代わり、長所を思いっきり伸ばしてやる決意が必要…とありました。
叱るという行為は感情的な意味合いも込められており、今まで「しつけ」という名の元に感情をぶつけていたのかと思うと心苦しくなりました。
感情をぶつければぶつけるほどその人の発言に説得力がなくなるというのは私にも身に覚えがあり納得してしました。
子どもへのあり方、自分自身と向き合うきっかけになりこの本を手にとって良かったと思いました。
叱らないしつけ、自分自身を変えることになるので一筋縄ではいかないかもしれませんが意識して今日から変わりたいですね。
再见👋