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ちいさい言語学者の冒険 子どもに学ぶことばの秘密 (岩波科学ライブラリー) [ 広瀬友紀 ]
完読「ちいさい言語学者の冒険」と 3歳娘の年相応の英語力、半年遅れの日本語力の話
おうち英語をしているとルー語(日本語と英語が混ざること)は通る道…!なのですがその点についても合点がいく納得させられる内容だったので
ルー語絶賛継続中の3歳娘の話を交えながら綴りたいと思います。
何が何でも自分の頭の中で、自分の力でルールを完成させたい、それが子ども、またの名をちいさい言語学者。
間接的な表現を理解できるのは7歳頃らしく、それも多くの言語で調査したそうです!
多くの言語で…とても興味深い調査!
ことば通りの意味なのか間接的な解釈が求められているのか。
言語学でいうと「語用論」の分野なのですが
ここで紹介されていたのは関西人なら誰もが知る京都のあの言い回し!
大阪vs京都で特集されてテレビで放送されることもあるほど関西でも一際異彩を放つ京都。
有名なのは「お子さんピアノがお上手ですねえ」
と返されたら「ご迷惑おかけしてます」(ピアノの音が近所に聞こえているため)と答えなきゃいけないとかなんとか…
大人でも難しいですよね。
- 手持ちの規則でなんとかひょうげんしてしまおう
- 「これ、いつもたたまっちゃう」と言うYちゃん(4歳)。 箱がすぐに潰れてたたまれてしまい、入りにくいことを言いたかった時に「(〜を)たたむ」という他動詞を、「(〜が)たたまる」というふうに自動詞として使えるように工夫した例です。
ことばの旅路を温かく見守ろう
ことばを情報伝達の手段として使うだけでなく、ことばそのものの形式・規則やその役割に関する無意識の知識への「気づき」を意識の上にとりあげる力、それを客観的に見つめ、時にはそれをいじって遊ぶことのできる能力。この力を育て、使うことにより、子どもたちのことばの旅はより豊かなものになっていきます。
その能力は、母語の力を培うだけでなく、日本語以外の言語に触れたときにも、きっと大きな力になってくれることでしょう。
自分の母語をとおして培われたこの能力
ことばの不思議に気づき、ことばを客観的に見る力は、同時に違った言語、そして違った言語を含む他者全体を理解する力にもつながるでしょう。
何度訂正しても何度言い換えても子どもは自分自身でことばの発見をしないことが挙げられてました。
なるほど〜!と思うことばかりでした!
娘は英語は年相応の3歳0ヶ月、日本語は半年遅れの2歳半相応と言われております。
(英語はプリスクールの発表など普段のコミュニケーションでの先生の評価、日本語はK式発達検査です。)
日中ハーフで英語スクールに通っている娘は発達検査では言語凹だと言われています。
こういうことを言うと「日中英の環境にしたからでは?」と言われるかもしれませんが発達障がいの凸凹によるものなので関係ありません。
たまーに3歳過ぎでも発語がない子に「語りかけしてないからだ!」と言う方もいますがこれもまた関係ありません。
言語凹でも英語年相応ならどうなの?と思いますがあえてこの日中英の環境に置くことで発達が促されてるのなら幸いです。
「おいしくない」→「おいしない」
「さむくない」→「さむない」と言っちゃう娘がより可愛く感じました!
いまはまだ混ざってしまう英語と日本語(ほんのちょっとの中国語)もいつか自分で英語と日本語を振り分けるのだろうと思います。
沢山のインプットで自然と言語というものは身につくようで大人が勝手に「これは英語でこれは日本語、これは動詞でこれは名詞で」とジャンルを分けてるだけで子どもはしっかり自分でルールを見つけ出していくものなのだと知り、毎日出ているどんな言葉でも記録しようと思いました!
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